スワンナプーム国際空港の歩き方

スワンナプーム国際空港の歩き方

当社には現地に居住している者と、普段は日本で業務に対応し、出張ベースでタイへ来るものがいるのですが、私は後者になります。だいたい月に1~2回の頻度でバンコクを中心に訪れるのですが、当然ながら日本でも仕事があるため、効率よく動かなければなりません。

毎回早朝(5時着)の便でバンコクに到着、6時から7時の間にはホテルにチェックインして10時前には仕事に出かけます。結構タイトなスケジュールです。したがって、空港での行動の遅れが1日のスケジュールに対する余裕を奪っていきます。

比較的時間の余裕がある方はその限りではないのですが、お仕事のスケジュールが厳しめな方や、とにかく無駄な時間は過ごしたくないという方、はじめての訪タイで右も左もわからない、という方は多少なりとも参考にして頂ければ幸いです。

この日はANA(NH849便)にてバンコクはスワンナプーム国際空港に到着。予定より少し早めの5:40AM頃に着陸しました。デッキに到着後、機内のベルト着用ランプが消えるのですが、私的にはここからすでに勝負が始まっています。大人げないです。

動きやすいように座席は前方通路側、荷物はすべて機内持ち込み、デュアルSIMのスマホはすでに現地dtacのSIMにデータ通信を切替えてネットに接続、スーツとはいえ、動きやすいようにジャケットはスーツケースにイン。機外へ出たらゲート位置を確認。今回は「E1」ゲートで比較的イミグレーションから近い位置でした。位置関係は、当サイトの「お迎えに際して」ページの空港マップを参照ください。

あとはひたすらイミグレーションに向かって忙しなく歩いていくのですが、長いフライトでトイレに行きたいという方、ちょっと一服したいという方….この行動があとで大きな差として現れてきます。ちなみに私は相当な状況でない限り我慢します(笑)。

約350mほど歩いてイミグレーションに到着。並びの列を伺ってみると…まだそんなに並んでいない。到着時間のタイミングが良かったようです。ササッと列に並びます。この時点で通過するまで10~15分と算段。仕事的なメッセンジャーのやり取りやLINEなどをしながら待ちます。

ちなみに、早朝到着便とはいえ、ディレイで到着するとすでに長蛇の列になっています。午後到着の便であればなおさら…その時は諦めが肝心かもしれません。夜間に到着の便であれば、エアポートリンクの終電時間とにらめっこ…というのも面白くないので、予め「桜レンタカー」でご予約頂ければ、ストレスなく宿泊地に向かうことができます。

ふと後ろを見ると、すでに長蛇の列。たった5分程度の差がイミグレーションを通過するまでの数十分の差を生み出します。ちなみにイミグレーションは画像の場所以外にもう一箇所あります。この時点で激混みの場合は、もう一箇所のほうに行くのも良いかもしれません(運悪く欧米・中東系の便の方々とバッティングすることがありますが)。

空港の入国審査官にいたっては「微笑みの国」とは縁遠い存在です。日本と違って時間も掛かります。ここはサッサと通過してしまいたいので、素早い行動を心がけましょう。特に機内で配布される入国カードですが、記入漏れなどで不要な時間を取られる方が散見されます。記入漏れでよくある項目としては、署名(サイン)や宿泊地名。記入項目は多くないので、きちんと埋めましょう。せっかく並んだのに、列から離れて書かされることもあります。

イミグレーションを無事に通過したら、現金の手持ちがない時は最低限の金額だけ両替(市内にレートが良い両替屋がたくさんあるので)、預け入れ荷物はない、特に申告するものもないので、税関をスルーして無事にタイへ入国となります。

ここで当社の送迎サービスをご利用される方向けに補足です。税関を抜けて到着ロビーのフロア(2階)に出ますが、ご覧の画像に写っている「Meeting Point」に向かって歩いてください。目の前の出口に書いてある各扉の番号にもご注目ください。この記事にある税関は9番出口に近い場所になりますが、もう一箇所5~6番出口に近い税関もあります。目的のミーティングポイントは3番出口付近なので、どちらの税関を出ても右に向かうことになります。

いくつかの案内板を確認しながら進んでいくと、3番出口が見えてきます。現地での通信手段(SIM)が必要な方は、途中にいくつかのキャリアの窓口(True move / dtac / AIS)がありますので、そこでツーリスト向けのSIMを購入することができます。カウンターでの手続きや会話が面倒な方は、当社のWi-Fiサービスをご案内いたしますので、ご相談ください。

話を戻すと…3番出口のすぐ目の前にミーティングポイントがあります。ここに当社のドライバーが、目印となるプラカードを持ってお客様をお待ちしております。プラカードに書いてある内容をご確認の上、ドライバーにお声がけください。

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